三蔵山に菊池、そしてムロツヨシもまさかのムンバイ!「重版出来!」最終回のあらすじ、感想、視聴率は?

      2016/06/19

漫画雑誌の編集者を描いた黒木華主演ドラマ「重版出来!」もいよいよ最終回を迎えた。これまで9話の平均視聴率は7.8%とふるわないが、その視聴率に反してドラマ自体の評価は高い。
黒木華演じる心は重版出来を唱えることはできるのか?注目の最終話をレポート。

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最終回あらすじ(※ネタバレ注意)

ピーヴ遷移、順調

前回、中田伯(永山絢斗)のピーヴ遷移の連載が決まり、順調に連載が続いていた。その評判も上々で、高畑一寸(滝藤賢一)や成田メロンヌ(要潤)などバイブスの他の漫画家は中田伯の存在を脅威に感じ、エンペラーで「Hittipotti」を連載している井上佳二もTwitterで「バイブス中田伯「ピーヴ遷移」に嫉妬。すごい新人が出て来た。」とツイートし、そのリツイートが3万を超えるほど話題になっていた。

しかしその裏で問題が発生していた。中田の問題でアシスタントがいつも長続きせず、また作品に没頭しすぎて食事も睡眠もとっていなかったのだ。

中田と心の喧嘩

話題が大きくなり、コミックス第一巻の発売に期待がかかっていた。帯の推薦文を三蔵山に、装丁デザインは野呂(ヒャダイン)に、そしてサイン会をオリオン書房でと様々な販売戦略が組まれていた。

それを説明するために心(黒木華)が中田の家を訪れるが、心のアドバイスを聞かない中田と口論になってしまう。「1日2食は絶対に食べなさい、ちゃんと寝なさい」という心に「俺を支配するな!」と激高してしまう。そしてせっかく考えた第一巻の販売戦略も、「僕の作品がつまらないと思っているんですか?有名なデザイナーを使わないと売れないと思ってるんですか?」と無下にしてしまう。心もそんな中田に堪忍袋の緒が切れ「この馬鹿チンが!」と喧嘩別れとなってしまった。

心は五百旗頭の前で「私の言うことなら中田は聞いてくれると思いあがって、いつの間にか支配してコントロールしようとして、最低です。編集者失格です。」と反省。心は独り立ちの時期を迎えていた。

二人の和解、そしてなんと初版は?

ある日中田が興都館のバイブス編集部に原稿を届けにきた。そこで心のデスクに貼られた「重版出来!」の張り紙を見つける。その言葉の意味を知らなかった中田。偶然居合わせた大塚シュート(中川大志)が「出版業界の全員が幸せになれる言葉。」と教えた。

中田は三蔵山に自分の悩みをぶつけた。「僕は僕の為に漫画をかいている。人のためじゃない。間違ってますか?それじゃだめなんですか?」と。すると三蔵山は次のように諭した。

いや間違ってない。君は君のために描いていい。私たちは常に自由だ、原稿用紙の上ではね。おにぎり一つ作るために米作りから考えると270リットルの水が必要なんだ。それをバーチャルウォーターという。その水の存在をほとんどの人が気付かない。見えない水を想像した方が世界は広がる。キミが思っているよりずっと世界は広い。

ある日心が中田の家に来て、「馬鹿チンは私でした」と謝る。そしてコータではなくピーブを描いた表紙案を持ってきた。心の一生懸命さを感じた中田は、重版出来という心の目標を叶えてあげたい、そのために僕にできることはあるか?と心に問いかけた。二人は和解した。そしてサイン会など重版出来に向けた行動が始まった。

その頃営業部部長の岡(生瀬勝久)と小泉(坂口健太郎)は部決会議でピーヴ遷移の初版を新人の単行本としては異例の50000部に設定した。

三蔵山のまさかのムンバイ

近代芸術文化賞のマンガ部門大賞は高畑の「ツノひめさま」と思われていたが、事務局より発表があったのは三蔵山の「ドラゴン急流」が受賞。史上最高齢の受賞に編集部の誰もが驚いていたが、五百旗頭(オダギリジョー)は「狙ってました」。

三蔵山の受賞パーティーが開かれ、そこにはバイブス漫画家の他、過去にアシスタントをしていた東江(高月彩良)や三蔵山のチーフアシスタントだった沼田(ムロツヨシ)もいた。なんと沼田は結婚していた。

三蔵山の挨拶の時間がきた。登壇する三蔵山は何かを決意していたようだった。

どうも、オワコンの三蔵山です。オワコン、終わったコンテンツ、もう必要ないという言葉です。去年の春、私は自分自身をオワコンだと諦め、筆を折ろうとも考えました。それが今、こんな場所で皆さんの前に立っている。人生は全く分かりません。

ですが分かっていることもあります。一人ではここに立てなかったということです。私と出会い、血となり肉となってくれた人達、必死で走っているときに共に走ってくれた人達、彼らがいたから、私は今ここに立っている。この賞はみなさんとともに手にした賞です。本当にありがとう。

ドラゴン急流は既に最終章に入っています。その終わりをもって長きに渡るドラゴンシリーズは完結を迎えます。同時にドラゴンに捧げた我が漫画家人生に終止符を打とうと思います。

諸君、これより私は新しい漫画を描く。構想はもうできています。ここにいるどの漫画家も書けない、見たことのない漫画です。私の受賞に対し、ベテランじじぃの功労賞に過ぎないと高を括っている君たちに勝負を挑む。天才も凡人も年齢も性別も人種も国境も関係ない、必要なのは面白い漫画を描くというその一念だ。私はあきらめない。今日この日この場所が私の新しい漫画家人生のスタートです。

本日はお越しいただきありがとうございました。

菊池のまさかのムンバイ、そして重版出来!

パーティー後の2次会、各編集部員が各々飲みながら編集議論を酌み交わしていた。そんなとき菊池(永岡佑)が「今まで言えなかったんですけど、実は私は巨人ファンです。」。阪神ファンの和田と揉めだすが、そんなとき小泉からピーヴ遷移の全国書店の在庫消化率が50%を超えたという連絡が。重版出来が決まった瞬間だった。「重版出来です!」心の目標が叶った瞬間だった。

最後に心はこんなことを言ってドラマの最後を締めくくった。

いつかくじけそうになったとき、道に迷ったとき、思い出そう、この日のことを、だくさんの心が震える瞬間を。誰かのために働く、自分のために働く、何のためにでも構わない。誰かが動けば世界は変わる、その一歩が誰かを変える。毎日は続いていく、今日もまた生きていく。

最近のドラマにはめずらしいまっすぐな最終回

最近のドラマは凝り過ぎてなんだかわからなくなってしまうことが多いけど、このドラマは本当にまっすぐなストーリーで気持ちよかった。心と中田伯が苦悩しながらも、最終回で重版出来を達成するという真っすぐなサクセスストーリー。こんなドラマがあってもいいんじゃないの?

まさかのムンバイが多い最終回

真っすぐなストーリーだったけど、様々な「まさか」が含まれていて飽きることがなかった。

  • 心が中田に切れたこと、しかも「馬鹿チン」って超古い言葉を使ったこと。
  • 三蔵山が引退しなかったこと。
  • 菊池巨人ファンだったこと。

最終回の視聴率は?

実は裏番組の僕のヤバい妻が相当な話題になっているため、潰しあってしまったのではと心配。なんと二桁超えてほしいが。

最終回視聴率:8.9% 6月15日更新

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