老けた奥菜恵と中途半端な三上博史 「遺産相続弁護士 柿崎真一」第1話あらすじ、感想、視聴率は?

      2016/07/11

大物俳優・三上博史がなぜか深夜ドラマに主演することで話題の新ドラマ「遺産相続弁護士 柿崎真一」。相手役には今ノリに乗っている若手女優・森川葵、そして柿崎の恋人役には実力派女優の酒井若菜と深夜ドラマの割りに豪華だが、この3人に明らかに出演料を払い過ぎてその他のレギュラーキャスト陣がかなり地味なのが気になるドラマでもある。三上博史が主演ということで何かミステリアスなドラマになりそうである。ちなみに主題歌は森川葵と同じ「スターダストプロモーション」所属の新人歌手・出雲咲乃の「世界のしかけ」。

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第1話あらすじ(※ネタバレ注意)

ろくでなし弁護士・柿崎真一と丸井華

この物語の主人公は五木ひろしの「よこはま・たそがれ」を口ずさむ遺産相続専門法律事務所「ラストリクエスト」の弁護士・柿崎真一(三上博史)。柿崎は恋人であるセレブ御用達歯科医・水谷美樹(酒井若菜)と、ヨーコ(大島蓉子)が営むホテルで逢瀬を重ねていた。そこにやってきたのは柿崎の元で働く新人弁護士・丸井華(森川葵)。新聞の死亡広告から金持ちのみをピックアップして「明日遅刻するなよ」と告げて去っていった。何やら企んでいる模様。

今回の案件

資産家・山岸秀雄(螢雪次朗)の葬儀にやってきた柿崎と華。娘の倫子(紫吹淳)に生前からの知り合いと嘘をつくもすぐにばれ追い出されようとしていたその時、ある女が棺桶に駆け寄っていく。その女は元町にあるクラブ「泥棒猫」のママ・立花淳子(奥菜恵)。倫子と淳子は焼香を投げ合いながら争いを始め、淳子は柿崎の名刺を見つけ雇うことにした。

6時間妻

淳子は実は山岸が亡くなる6時間前に籍を入れた「6時間妻」であった。山岸は資産3億を持っていたため、遺言書がなければ妻の淳子には1.5億が順当に入るはずだった。しかしどう考えても遺産目的であり、山岸が残した「ママ」への愛を記した日記などを根拠に「二人に同意がなかった」と倫子は提出された婚姻届けは無効であると主張。

淳子の本心

周辺に話を聞きに行く柿崎と華。まず行ったのは山岸が入っていた老人ホーム「ゴールデンライフ」。そこでの仲間(久保晶・須永慶・小杉幸彦)によると、山岸は淳子の本性に気付いていて、結婚の意思などなかったという。

次に向かったのは淳子の店。そこで働くホステス達(小西キス・中神円・堀本雪詠)から話を聞くも、やはり結婚の意思などなかったという証言のみ。そんなとき借金取り(谷充義・皆川尚義)が店にやってきた。その場は柿崎が借金をしている借金取り・河原井(豊原功補)の助けで借金取りは帰って行ったが、実は淳子には3000万円の借金があったことが発覚。ますます淳子が遺産狙いであったという疑いが深まる。

華の裏切りと淳子の本心

ある日華は倫子の家を訪れていた。そして倫子に「淳子には遺産を放棄させる」と約束し、その代わりの報酬を約束させる。そして早速この一件を週刊誌にリーク、淳子は稀代の悪女として取り上げられてしまう。

柿崎は早速淳子の元を訪問。最初こそ「遺産を取りなさいよ」と強がる淳子だったが、柿崎にポロっと本心を漏らした。「遺産をもらうしか結婚を認めさせる方法はないでしょ。」と。「結婚」という形こそ淳子が欲しかったものだった。

会見でのどんでん返し

柿崎は淳子に会見を開くよう提案。淳子は会見の場で自分の山岸への愛を改めて語った。自分は山岸の妻である証が欲しかったということを。その会見の場にいた倫子が「嘘をつくな」と乗り込むが、老人ホーム仲間が倫子に「一度も山岸のもとを訪問しなかったくせに」と責める。実は淳子に結婚する気はなかったとする最初の証言は嘘で、山岸への嫉妬からつい言ってしまったことだった。

そして淳子は一言「遺産相続を放棄します。」倫子と淳子は抱きあった。淳子は生前磨いていた山岸の入歯のみをもらうことになった。

星に込めた愛

ある夜、天文台に来た柿崎と淳子。そこに見えた星の名は「HTOJ20140707(秀雄から淳子へという意味と出会った日)」。その命名のカードには「君の愛を疑った罰かな、僕はもうあまり長くないらしい。僕の愛の証明にこれを送ります。この星は何百年たっても同じ場所にある。君への愛と同じように。」

それとともに今回の手数料の請求書6000万円を渡す柿崎。そしてそこにお金の入ったスーツケースを持ってきたアオザイ(フィフィ)とサリー(マービンJr)。実は淳子の借金3000万円は山岸が預かっていたもので、そのお金を元手にFXで3億円に増やしていたのだ。その貸金庫の鍵があの入歯とともに入っていた。その成功報酬20%が6000万円だった。

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なんか中途半端な弁護士像の三上博史

三上博史と言えば、ぶっ飛んだキャラを演じることが多い。今回もいきなりお墓を掘り返して、酒井若菜とラブシーンを演じるという破天荒感満載なスタートだった。しかし特に非合法な手段をとることなく、合法的な手段で正義を助けるというなんか超いい人キャラ。正直三上博史にそんなキャラを求めてはいないのだ。

唯一気になるのは、今回の報酬を「利子として」と河原井に持っていかれたこと。利子で6000万円って借金はいくらなの??

今回出て来た法律

「民法第965条および891条5号 受遺者が遺言書を変造した場合、相続欠格としてその地位を失う。」

美樹(酒井若菜)がたぶらかした資産5億円の老人患者から「遺言書の隠し場所を見つけたら遺産を全部あげる」と言われて、柿崎に見つけさせた。しかしその老人は美樹の漢字を「美貴」と書き間違えており、美樹は思わずペンで勝手に修正してしまう。この時点で相続権利を失ってしまうのだ。

「民法742条1号 当事者間に婚姻の同意がない場合は、その婚姻は無効とする。」

山岸と淳子の婚姻の事実を無効にするため倫子が主張。

視聴率は?

前クールに放送されていた剛力彩芽主演のドラマ「ドクターカー」の全話平均視聴率は3.4%。この枠のドラマは5%弱を取ることもあるので、キャストからすると4%台くらいは取ってくるのではないだろうか。

今回のゲストは奥菜恵だったけど、10代の頃から見ていた筆者からすると、あんなに離婚を繰り返す女優になるとは思わず、でもそれを繰り返したからこそ、いい意味で老けた女優さんになったなぁとしみじみである。

第1話視聴率 2.7%(7月8日更新)

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