黒幕は予想通り日下瑛治と藤堂万紀子なのか?それとも実は早苗?伏線回収を検証!【そして、誰もいなくなった最終回】

   

登場人物全員が容疑者という今までにないミステリードラマ「そして、誰もいなくなった」が最終回を迎えた。伏線を張るだけ張った8話だったけど、拡大版でもない最終回(9話)ですべてを回収できたのか?回収できた伏線(すっきり!)謎が残る伏線(Notすっきり!)をまとめた。

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新一の母・万紀子の過去・日下の動機(すっきり!)

1991年7月、日下瑛治こと友哉(伊野尾慧)の本当の母である万紀子(黒木瞳)はその日の食べ物にも困る貧乏だったため、藤堂家に嫁ごうとしていた。富豪であった藤堂家の金目当ての結婚であったが、藤堂家へ嫁ぐにあたっての婚前契約書には、「友哉のことを養子縁組に出す、新一(藤原竜也)に本当のことを気づかせない」という条件が記されていた。

万紀子は形式上泣く泣く友哉(日下)を捨てた。しかし予想に反して新一がいい子だったため、万紀子は新一を愛してしまい、本当に捨てられたと思った友哉(日下)は新一への復讐を企むようになる。そうして計画されたのが川野瀬を使った「藤堂新一」なりすましによる新一の孤独化計画だった。

小山内の罪(まあまあすっきりだけど、1点Notすっきり!

小山内(玉山鉄二)は総務省キャリアでありながら、地方大学出身というコンプレックスを抱えており、出世するためのネタを探していた。そんなとき総務省が国家プロジェクトに掲げていた「パーソナルナンバープロジェクト」の欠陥(セキュリティ上の欠陥・川野瀬(遠藤要)による藤堂新一のなりすまし)をパーソナルナンバープロジェクト派との派閥争いに利用しようとしたのだ。

日下は捨ててしまったという万紀子の弱みにつけこみ、家に届いた新一のパーソナルナンバーを万紀子から聞き出したり、パーソナルナンバー登録のための写真添付返送用封筒もこっそり入手していた。ただしもし小山内が新一から相談された段階で対処していれば日下の計画はうまくいっていなかった。

(唯一回収されなかったのが、小山内が日下に依頼した新一の指紋がついたコップの回収。私の勝手な想像だが、日下は新一の指紋を新一の作ったシステムに侵入するために使ったので、実は小山内はそんな依頼はしていなかった?この点でNotすっきりなのである。)

田嶋の罪(すっきり!)

新一が川野瀬の存在に気づいたとき、ミスイレイズを使ってサーバーから川野瀬の検索画像データを消した実行犯は田嶋(ヒロミ)だったが、これは2億円横領を新一に擦り付けて金のみ奪うという日下の入れ知恵に従ったものだった。

早苗(二階堂ふみ)に2億円の存在に気づかれた田嶋は早苗を殺害しようとするが、田嶋のことを怪しいと思っていた新一の会社の後輩・五木(志尊淳)が田嶋をマークしており、ゴルフクラブで田嶋を殴り、田嶋を殺害、2億円を奪って逃げた。しかし新一の冤罪を証明するため札束1束だけ残していってという早苗の要求に応じ、新一の2億円横領に関する罪は晴れた。

弥生の死(すっきり!)

万紀子のヘルパー・西野弥生(おのののか)の名札が馬場の車に残っていたが、弥生も日下と万紀子によって殺されていた。実はヘルパーとして手伝いに来ていた老人ホームで偶然川野瀬の父親にあってしまい、そのことを万紀子に報告してしまった。それを知った万紀子は日下に連絡し、弥生は殺害されたのだ。

はるかと斉藤の行動とそれぞれの死(Notすっきり!)

はるか(ミムラ)が新一に無理に復縁を迫ったり、斉藤(今野浩喜)がはるかの件で新一に矛先を向けたりしたのは全て日下がそそのかしたものだった。
(新一にナイフまで向けた斉藤の恨み方は尋常じゃなかったどうやったらあんな風にそそのかすことができるのか、実際にそそのかすシーンがほしかったな~という点でNotすっきりなのである)

馬場の死(Notすっきり!)

ガキの使いこと馬場(小市慢太郎)は車で海に飛び込んだまま亡くなった。
(正直だろうなとは思っていたけど、トランクに入っていた小山内が助かったのに、馬場が溺死ってそのまますぎるじゃないか?という点でNotすっきりなのである。)

西条の存在(すっきり!)

川野瀬の弁護を担当してた西条(鶴見辰吾)、日下の依頼は「偽藤堂新一こと川野瀬の冤罪を証明して、世に訴える」ことだった。しかしそのあとも独断で関係者を嗅ぎまわっていたのは、日下にとって迷惑なことだった。

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ドラマのラストと結論(Notすっきり!)

今回の一連の事件は、日下が母親・万紀子を取られたことを逆恨みして起こしたものだった。捨てたという後ろめたさから万紀子は日下に協力、パーソナルナンバーの偽登録だけでなく、新一と日下が一緒に暮らしていたときにはボイスチェンジャーを使って黒幕を演じていた。

日下は万紀子との過去や全ての事件の経緯を説明し終えると、「俺を殺して殺人犯になれ」と最後の指令を新一に出す。新一は断固拒否するが、「日下を殺さなければ日下が万紀子を殺す、日下を殺してほしくなければ万紀子が新一を殺す」という捨て身にならなければ出てこないような提案を新一と万紀子に突きつける。

結果新一と日下はもみ合いになるが、新一は日下を殺さなかった。すると日下は新一にナイフを向ける。まず日下は新一の足を刺す。そしてとどめを刺そうとした日下だが、万紀子が日下を刺す。そしてもたれ掛かった日下は万紀子を刺す。

そして場面は変わり新一は公安刑事・鬼塚(神保悟志)の取り調べを受けていた。その場で気を失った新一はその後の記憶がなかったが、警察によると現場には万紀子の死体しかなく、その死体には日下の上着がかけてあった。

取り調べの最中、鬼塚は新一に対し「藤堂新一」と呼びかける。本当の名前を取り戻した瞬間だった。そして一旦釈放された新一を迎えたのは早苗。

そしてそれから2か月後、新一は日下のバーで小山内と再会、二人で酒を酌み交わす。そして新一は家族となった早苗と生まれてきた赤子とともに万紀子のお墓詣りに来ていた。そのお墓の横には、恐らく日下のものと思われる石を積み重ねた小さな墓があった。

新一は今「孤独から、一番遠いところにいる」と実感できているのだった。

(まずなんで新一が気を失ったのかが謎。足を刺されたことはないけれど、一般的なドラマでは、足を刺されたくらいで気を失わないし、失うとしても失ったシーンは描かれるはず。そして日下の遺体を消した演出も謎、というわけでNotすっきり!)である。

最終回視聴率は?

最終回視聴率:8.5% 9月12日更新

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