3ヶ月で寿司職人!飲食人大学とは?(2016年4月2日マツコ会議)

      2016/04/04

マツコ会議、日本テレビにて土曜夜23時から放送されている30分番組。マツコが総合演出となり、話題の場所・人と中継をつないでそれをもとに会議する様子が番組になっている、異色の番組。これまで大阪のアメ村の異様なファッションをする若者を取り上げたり、渋谷MODIにある変わったカラオケ屋(カラオケレインボー)から中継したり、さすがマツコだけあって攻めている番組である。

そして2016年4月2日の放送では、恵比寿にある「飲食人大学」と中継が結ばれていた。3ヶ月ですし職人になれるとキャンセル待ち続出の専門学校だ。

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飲食人大学とは

公式ホームページでは、この飲食人大学を以下のように説明している。

「飲食人大学」はこれから飲食業界で働こうとする人、既に飲食業界で働いている飲食人の為の学校です。
飲食業界の現場で働く「人」視点で、現場で通用する技術を短期間で修得することを目的に設立しました。
当校は、一般的な1年制の調理師学校のカリキュラムを「現場実践」と言うキーワードでいちから見直すことにより、
3ヶ月から1ヶ月(学科により異なる)という短期間で、現場で通用する技術を修得できる短期集中型のプログラムを開発しました。

飲食人大学ホームページより(http://insyokujin.ac/about/)

つまり、例えば寿司職人になるには「飯炊き3年、握り8年」なんていうのは古い!もっと実践的で効率の良い方法でやれば、3ヶ月でも立派な職人になれるんだという学校。(ホリエモンのツイッターでちょっときつめの発言したのはこれらしい。)

現在、東京・大阪・名古屋、そしてベトナムにも2016年夏に開校するなど、創立から10年少々で成長している専門学校だ。

開店11ヶ月の店がミシュラン掲載?

昨年「開店わずか11ヶ月の大阪の寿司屋がミシュランガイドに掲載」というびっくりなニュースがあったが、その寿司屋「鮨 千陽」の職人は皆寿司経験1年未満という裏話付き。そうこの職人さんたちこそ、飲食人大学の生徒と卒業生だったのだ。

多彩なコース

飲食人大学がメディアで取り上げられるとき、やはり寿司コースが取り上げられることが多いが、多彩なコースが準備されている。

寿司マイスターコース

3ヶ月でプロの寿司職人になることを目標にしたコースで、昼間と夜間のコースがあり、それぞれ3ヶ月間のコース受講料は60万円と48万円。

  • 1ヶ月目に基礎(包丁研ぎ、米、握りフォーム、魚について)
  • 2ヶ月目に応用(魚の目利き、姿づくり、お造り、あら汁)
  • 3ヶ月目に実践(市場せり、買い付け、メニュー作成、接客、店舗立ち上げ)

とまあ至れり尽くせりなコースが組まれている。

焼鳥・鶏料理マイスター専科

2ヶ月間で基礎力のある料理人になることを目標に組まれ、日本料理の基礎を中心に学び、最終的に鶏料理の技術を学ぶコース。2ヶ月間のコース受講料は40万円。

  • 1ヵ月目に基礎(包丁、野菜・肉の扱い、出汁、盛り付けなど)
  • 2ヵ月目に応用(鶏に関して捌き方から献立、仕込みから管理、店舗運営まで)
パティシエマイスター専科

3ヶ月間で現場で通用する菓子職人になることを目標にしたコース。3ヶ月間の受講料は60万円。

  • 1ヶ月目に基礎(ケーキのスポンジ、生クリーム、焼き菓子、果物カッティングなどを座学と実践で)
  • 2ヶ月目に応用(カスタードクリーム、パイ生地、販売、原価計算など)
  • 3ヶ月目に実践(果物収穫、材料手配、工房での業務実践)

長く伝統を学んだ人との棲み分けは海外に。

何年もしっかり学んできた人はどうするのよ?と思ったが今回の番組ではおもしろい切り口で取り上げていたと思う。寿司職人について特に言えることだが、ある受講生のインタビューで「私はフィリピンに留学していたときに、きちんとした寿司屋がないことに気付いた。日本人としてきちんとした寿司を広めたい」。和食が世界遺産に登録されるなど、海外での寿司職人・料理人需要は意外にも多い。何年も修行していてはこのブームを中国人などに持っていかれる。そうした事態を防ぐためにも、こうした量産型で職人を作り出す学校の必要性を感じた。

 

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