EU内をバスで旅する時のバス会社選択と注意事項(ドイツ・チェコ・オーストリア編)

   

EU(ヨーロッパ連合)内を旅する時、圧倒的に安い交通手段はバス。チェコに住み始めて1年、お金はないけど旅はしたい私は、1年で30回以上バスを利用した。チェコを拠点にドイツやオーストリアなど近隣諸国に限定されるが、その体験から適切なバス会社の選択と注意事項をお伝えしたい。

バス会社の選択

チェコを拠点として近隣諸国にネットワークを張っているバス会社が多くある。今回は3社を紹介する。

チェコ国内の旅行は「Student Agency」



student agency

抜群の設備

Student Agencyは黄色の車体がトレードマーク。Studentという名前だからと言って舐めてはいけない。座席は革張り、座席にはオンデマンドの映画が見れる個別スクリーンが配置され、1人アテンダントさんが同乗し、コーヒーなどの温かいドリンクのサービスまである。トイレもほとんどのバスでついている。

チェコの会社であるため、チェコ国内であれば大抵のところはカバーされている。そしてドイツやオーストリアにも主要都市にはネットワークがあり、早めに予約すると安い。

ゆるいキャンセルポリシー

Student Agencyの最大の利点はキャンセルポリシーだ。なんと国際線は出発の1時間前、国内線は出発の30分前まで一切キャンセル料が発生しない。最悪、「あ、乗り遅れそう」となったらスマホから次の時間のバスに無料で振り替えたりもできるのだ。

ちょっと狭い座席と所要時間が難点

難点なのは、経由地が多く他社よりも時間がかかること、そして人気があるがゆえにいつも混んでいること。隣が居なくて快適という経験はあまりしたことがない。そして他社よりも若干座席が狭い。

ヨーロッパ全体の路線網、一番安い「eurolines」

euroline

乗り継げばどこだっていける

eurolinesはヨーロッパ全体にネットワークがあり、チェコからスペインやポルトガルにだって乗り継げばいける。

ちょっと足元が広い座席

eurolinesのバスの中の設備は至って普通(トイレはだいたい完備されている)で、お水のサービスがあるくらい。ただ座席は若干広い。

安さは往復限定/キャンセル料と引き換えに

eurolinesの利点はその安さだが、欠点はその安さが往復限定のものであり、キャンセル料がかかること。プラハ発ベルリン行きは往復ならば他社と比較して50コルナ~100コルナ(250円~500円)安い時期が多い。なので日程が決まっている旅行ならばお得だ。

あと細かい事だが、今回紹介する3社のうちeurolinesだけE-ticketを印刷しなかったことで怒られた。ちょっとアナログな会社のようである。

ドイツやオーストリアにいくなら「MeinFernbus」

meinfern

ドイツ周辺を旅するなら絶対おすすめ

ドイツの会社だけあって、ドイツ国内のネットワークが非常にいい。一回乗り換えればドイツ国内の大抵のところであればいける。

設備は普通だが、2階建てもある!

緑色が特徴のMeinFernbus。特にStudent Agencyのようにアテンダントが乗っているわけでもなく、設備は至って普通(トイレはだいたい完備されている)だが、路線によっては2階建てもあり、その先頭座席からの景色の臨場感は半端ないのでおススメだ。

空いているのが最大の利点!?

価格は普通なのだが、特にチェコ発着の路線は、まだ知名度がないせいか空いていることが多い。実は私がプラハーウィーン間で当バスを使ったとき、Student Agencyよりも(時期によるが)安かったのに、2階建てバスはがらがら。帰りに至っては5人しかいなかった。

EU(ヨーロッパ連合)内だからといってパスポートを忘れるな!

EU内(シェンゲン協定国内)は基本パスポートなしで移動できていた。しかし中東からの難民問題以降、国境付近では各国警察がバスの中に乗り込んできて、一人一人のパスポートをチェックしている。先日プラハからドイツのドレスデンに向かったときは、チェコとドイツの国境でそれぞれの警察が乗り込んできた。一部バスでは、乗車時にパスポートを持っているかを確認しているが、注意しよう。

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