こんなに微笑むことができるドラマはありません。「重版出来!」第3話あらすじ、感想、視聴率は?

   

視聴率がいまいち伸びない「重版出来!」の第3話が放送された。第2話で7.1%まで落ち込んでしまった当ドラマ。当然ウェブ上ではネガティブな記事が踊り、「主役は土屋太鳳がよかった」「黒木華に華がない」「低視聴率男・オダギリジョーがいるだけにテコ入れが必要」などなど。

でも私は黒木華とオダギリジョーが非常にいい味を出すこのドラマが大好きだ。だって見終わった後にこんなに微笑むことができるドラマ、そうそうないよ。

というわけで、第3話をレポート。

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第3話あらすじ(※ネタバレ注意)

第1話のあらすじ・レビューはこちら

第2話のあらすじ・レビューはこちら

初めてついた担当

ようやく担当を任された心(黒木華)、その担当は週刊バイブス連載漫画の中でも1位2位の人気を誇る「ツノひめさま」を書く高畑一寸(滝藤賢一)。

※「ツノひめさま」・・・百年に一度強い人間の男を婿にしないと滅びてしまう一族、ツノ国の姫。最強の妖術使いで、現在は下界で女子高生として生活しながら未来の伴侶を探すも、ツノ国滅亡を目論む勢力とバトルを繰り広げる、ラブコメ&バトルが融合したエンターテインメント漫画

高畑は女好き、しかし

毎週締め切りに追われる漫画家。今日も翌日の締め切りのために作業に追われていた。しかし高畑の彼女・梨音(最上もが)は退屈してしまい、突然失踪してしまう。

初めて迎えた試練

なんとかその号の締め切りには間に合うも、帰ってこない梨音。執筆に集中できない高畑だった。そんな中で迎えた次号のネーム(コマ割り案)締め切り日。送られてきたコマ割りに首をかしげる心。ストーリーになんの進展もなく、なあなあに仕上げたのが一目瞭然だったのだ。新人の心が勇気を振り絞って苦言を呈するも、「新人にはわからねんだよ」と一蹴する高畑。

そのネームを五百旗頭(オダギリジョー)に提出する心。しかし「お前はなんのためにここにいるんだ、本当にそれでいいのか」と窘められる。実は高畑は五百旗頭が見出した作家で、嫌われることを恐れず戦ってきたことで、「ツノひめさま」を人気作品にしてきたのだ。

心が考えた「煽り」が高畑を奮起させる

※煽りとは、作品の扉や最後のページに入れる短い文章のこと。編集者が毎号内容に合わせて考えており、作品を盛り立てる装飾となる、編集者の腕の見せ所。

五百旗頭は心に「「煽り」は編集者から作家へのメッセージでもあるんだ」と教えた。彼女・梨音が失踪ことで動揺し、作品の質が悪化、しかも修正に応じない高畑に、心は煽りでメッセージを伝え、次号のネーム修正を維持でもさせることを決意。その煽りが「ああ弱い。。。弱い弱い。。。どこかに強い男はおらぬかえ、。。。」この煽りに奮起した高畑は、見事におもしろいネームを仕上げたのだった。

高畑から送られてきたFAXの最終ページには「どうだ驚いたか、読者第一号!」高畑から「小熊」と言われつつも、編集者と認められた瞬間だった。

アナザーストーリー、壬生

今回は心の試練の他に、編集者壬生(荒川良々)と壬生が担当する成田メロンヌ(要潤)の話が同時進行で進められた。アンケートで6週連続で最下位というメロンヌ著の「黄昏ボンベイ」、次週で打ち切りが決まる。

黄昏ボンベイは「笑いのチョモランマに登ってこられるか?」というキャッチコピーが示すように、独特のセンスのギャグが特徴の漫画。「まさかのムンバイ、振り向けばガンジス」それらのギャグが全く読者に伝わっていなかったのだ。しかし壬生は、理解できるものだけがついてくればいいと、思いあがっていたのだ。

幼少時には読者アンケートを自身でも書いていた壬生、それを思い出してもう一度読者アンケートに目を通す。そしてそれをもとに初めてメロンヌに苦言を呈し、また新しい作品を生み出そうと決意した二人だった。

今週の教訓

毎週、本当に社会人には特に心に染みる教訓をセリフに織り交ぜてくる当作品。(前回の岡部長(生瀬勝久)のありがたいお言葉はこちら

今回も五百旗頭副編集長はいい言葉を言ってました。

漫画家に自由に書かせるのはいい、でも楽はさせるな。書く側の苦しみは作品の出来に比例する。
おれたち編集者は誰に給料をもらっていると思う?読者だ。読者の喜びのために、作品を最も高いクオリティーに引き上げる。お前がそれをしないなら、なんのためにここにいるんだ。

そして今回は心もいい言葉言ってました。熱いね~。

嫌われても憎まれても、言うべきことは言わせていただきます。作品を守ることは先生を守ることです。(現在の質の悪い)ネームを通したら、読者ががっかりします。担当である以上私は先生の信頼に絶対に傷をつけさせません。

第3話の視聴率は?

悲しいし悔しいが、恐らく視聴率はそこまで伸びないだろう。7%~8%の間だと思う。でも先週の小泉(坂口健太郎)の話同様、「俺、まだまだがんばらなきゃいかん」って本当に反省させられる、いい内容だった。

そして決まりきったストーリーかもしれないけど、ハッピーエンドを素直に願えるストーリーだった。制作の方々、なんとかこのままを貫き通してください。

(第3話視聴率:7.9%※27日更新)

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