ストーリーに細かい矛盾があります。「重版出来!」第4話あらすじ、感想、そして視聴率は?

      2016/06/19

視聴率が伸びず、主演の黒木華への批判の記事まで出てきてしまったTBS系火曜ドラマ「重版出来!」。そうした批判の一方で、マンガ関係者からは「リアル」「号泣した」など好評の声も出ている。そんな賛否両論なこのドラマの第4話をレポートする。

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第4話あらすじ(※ネタバレ注意)

新人発掘

新人発掘のため実施している原稿持ち込み者との面談。五百旗頭(オダギリジョー)とともに「持ち込み見習い」として参加する心(黒木華)。面談に訪れたのは3名。そのうちの田町幹夫(斎藤司)や新橋タモツ(足立理)はそれぞれ人間性に問題があり却下。もう一人の大塚翔・後の大塚シュート(中川大志)は学ぼうという姿勢があり、五百旗頭が担当してデビューを目指すことに。なんとこの新人発掘は編集者の早いもの勝ちということで、俄然やる気になる心。菊池(永岡佑)は新人である心が持つ「時代をつかむ感性と若い読者に近いセンス」をうらやましがる。しかし初めて受け付けたのは4コマ漫画を持ち込んだ78歳の新人・古舘市之進(めいどのみやげ・ティーチャ)だった。

コミケにて

自主製作漫画誌・同人誌展示即売会(COMITIA)にて出張漫画編集部として週刊バイブスはもちろん、ライバル誌の週刊エンペラー(副編集長・見坊我無(明和電機))も出店し、持ち込みを受け付けていた。

ここで2人の新人が心の目に留まる。一人は中田伯(永山絢斗)。ピーブ(人間の可能性をコントロールする概念兵器 恐怖を映し出す怪物)なんていう不気味なものがでてくる漫画を描いていた。溢れ出る不穏さに引き込まれたという心。ただし絵が下手。

もう一人が東江絹(高月彩良)大学2年生。聖フランチェスカ女子大学2年で、BL漫画サークルに所属。母親(中島ひろ子)からはちゃんと就職するよう言われているが、漫画家への夢を捨てきれない。ただ自分の才能に自信が持てずにいた。

疑心暗鬼の絹

ネーム(ネームの説明は第3話のあらすじで)を心に提出する東江だが、いろいろ指摘を受け、自信を無くしていく絹。本来であれば新人賞応募に向けて完成に近づいてもおかしくない3ヶ月が経過してもまだネームの直しの段階であった。

三蔵山(小日向文世)のもとでアシスタントをする絹だが、そこのアシスタントが「心が新人の編集者であること」をばらしてしまい、また10年アシスタント止まりの沼田(ムロツヨシ)の姿を見て、絹は自分の現状に疑問をもってしまう。

心も自分の助言が悪いのではと落ち込む。というのも五百旗頭が担当した大塚シュートは新人賞を獲得し、「KICKS」という読み切り作品も好評だったのだ。自分が五百旗頭のような助言ができればと。(同じ号で、成田メロンヌ(要潤)の最新作「豆は豆でも大きい方だ」が好評との小ニュースがあった。(成田メロンヌについては第3話のあらすじへ))

悪魔のささやき

バイブス編集部の安井(安田顕)は、「超人気アイドル茅ヶ崎ゆうなx100万部のベストセラー「ガールの法則」」という実写映画化に合わせたコミカライズの企画で、原作があるものに作画をするだけの漫画家を探していた。そして「PIXIV」という絵を投稿するサイトで安井は絹の作品を見つける。

安井は「3ヶ月も経っているのにネームの段階なんておかしい。黒沢のことは気にするな」と、自分の作品に絹を取り込もうとする。

それを知った心は激怒。しかし「利益も出していないのに偉そうなこと言うな。デビューをちらつかせて、絹が人生を棒にふったらお前は責任をとれるのか?」と逆に一蹴されてしまう。

絹への熱い想いを小泉(坂口健太郎)にぶつける心。小泉は絹に直接伝えるようアドバイス。しかし絹は安井の話に乗り、今すぐデビューすることを決めてしまった。

潰しの安井、一方78歳の新人は?

絹と打ち合わせする安井。「漫画家と編集者は会社と取引先、漫画家は製造業者、定時以降や土日祝は相談を受け付けない」など一方的に条件を突きつける安井。その様子を見ていた五百旗頭は「潰しの安井」の発動を危惧していた。

一方、心が初めて自分で受け付けた78歳の新人・古舘市之進は、心の勧めの通りシルバー向けの出版社からデビュー、「すぅべにぃる」という漫画が重版決定の大ヒット。思わぬ大型新人を逃した心だった。

ストーリーの小さな矛盾

本当に粗探しで本編に関係ないが、2点ストーリーに矛盾があった。

  1. トレンディーエンジェル斉藤演じる田町は「20歳のときエンペラーに載った」と言っていたが、エントリーシートに記載されていた年齢は30歳、エンペラーへの掲載は95年となっていた。10年合わない。
  2. 東江絹は大学2年という設定(ホームページによる)。就職活動について面接など相当具体的な話が出ていたが、大学2年ではインターンシップ程度。1年間違えてないか?

今週の教訓

今週は五百旗頭以外からもいっぱい教訓が出ていた。安井の言葉も実は納得できるものだったように思う。

原作扱いにして画のうまい奴に作画させろ。利益がでるし、無駄が減る。欲しいのは芸術じゃない、売れる商品だ。

By 安井昇

その新人真面目か?そういうやつこそ早く結果出してやらないと燃え尽きるぞ。

By 和田編集長(松重豊)

編集者と漫画家の出会いは運命。星の数ほどいるなかで出会った以上は全力で相手のことを想って、その気持ちに応えるその繰り返しだ。

By 五百旗頭

才能のあるものは、その才能の奴隷になるべし

By 黒百合マンガ部25代部長・金子れいこ(横澤夏子)

第4話の視聴率は?

東江絹がまさか安井の話に乗ったまま第4話が終わってしまうとは予想外。個人的には、心のもとに戻ってきて新人賞獲得ぐらいありきたりなハッピーエンドでもよかったのになって思ったけど。ちょっと重版出来らしさがなかったように思う。

視聴率。第3話は7.9%だったが、ゴールデンウィークだけにそれを下回ることはないように思うのだが、同時間帯放送の伊藤英明主演のヤバい妻が意外に面白いと評判だけに、油断はできない。

第4話視聴率:9.1%(5月6日更新)

次回はヒャダイン登場!

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