安井の考え方は社会人として当然である 「重版出来!」第6話のあらすじ、感想、視聴率は?

      2016/06/19

黒木華主演の火曜ドラマ「重版出来!」。第4話で視聴率がだいぶ上がったのに、第5話ではなんとも不本意な7%台へと逆戻り、伊藤英明主演の「僕のヤバい妻」と絶賛低視聴率争い中の作品だ。しかし一方で作品に対する評価は良く、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のレコーダー用アプリ「トルネ」の「トル機能」を使った録画数は、「真田丸」「ゆとりですがなにか」に次いで第3位と、視聴率に反映されない形での評価は高い。

5月17日放送の第6話では、安田顕演じる編集者・安井の過去が明らかになる。

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第6話あらすじ(※ネタバレ注意)

潰しの安井発動

心(黒木華)がコミケの出張編集部で目をつけた東江絹(高月彩良)。しかし同じバイブス編集部の安井に横取りされてしまう。その安井は根本明吾著「ガールの法則」を原作とした漫画の作画を東江にやらせていた。しかし「ガールの法則」は彼女にしたいアイドル・茅ヶ崎ゆうな(滝口ひかり)が主演で映画化も決まっており、茅ヶ崎の事務所の意向が大きく作品に影響する。東江が描いた漫画にも「主人公の髪型は、茅ヶ崎同様黒髪でツインテールがいい」という意向があり、安井はそれを素直に受け入れ、東江は年末にも関わらず急な変更に苦労していた。

年末年始返上で作業をする東江は、心に相談の電話する。その電話で東江のことが気になった心は、浅草の雷おこしをもって東江の家を訪問。心を見た東江は涙を見せる。東江にそんな想いをさせて、自分はラスベガスに家族で旅行に行っていた安井に心は「東江さんを潰す気ですか?」と詰め寄る。

安井の過去

安井は「編集者残酷物語」というハンドル名でツイッターを展開。「漫画はビジネス、夢を託すものではない」と冷めた目線でのツイートが話題。ただ書店員の河舞子(濱田マリ)に言わせれば「どこか漫画への愛情に溢れている」という。そう、安井にも熱い編集者時代があったのだ。五百旗頭(オダギリジョー)や菊地(永岡佑)は「黒沢さんみたいだった」と。

元々は興都館の週刊コミックフロウの編集者。漫画家から「安ちゃん」と呼ばれ、人気漫画家・加藤了(横田栄司)の連載を獲得しようと、土日返上で仕事をしていた。そして獲得した連載が「ロード・まっぷ」。しかしほどなくして役員会議でコミックフロウの廃刊が決まる。廃刊の可能性を加藤に告げず、当時の副編集長・和田(松重豊)などと必死で廃刊阻止に動いていた安井。しかしライバル雑誌である週刊エンペラーの副編集長・見坊我無(明和電機)が加藤に廃刊をばらしてしまい、加藤から「会社に守られ、何のリスクもとらないサラリーマンとは違うんだよ」と激怒される。結局雑誌の廃刊が決まり、妻・まさみ(内田慈)から離婚まで切り出され、安井は週刊バイブスの編集部に異動となったが、その時にはすでに過去の熱意ある編集者の姿はなかった。

東江の決意

ガールの法則の原稿納入が終わり、安井は次の仕事として川島賞を受賞したお笑い芸人・真坂直樹の「東京オンチ」のコミック化のための作画の仕事を東江に依頼するが、東江は断った。大学卒業後、自分の漫画を描くと決意した。

中田が気付いた意外なこと

「ピーブ遷移」でデビューした中田伯。画が下手なことでネットで話題となる。ある日編集部を訪問した中田は「ショックで」と本音を吐露。何がショックだったのかを心が聞くと「僕の画、下手だったんです。」今頃?三蔵山(小日向文世)のところに本格的にアシスタントとして弟子入りすることを決意した。

次回の注目点

三蔵山のところに弟子入りした中田だが、そこでチーフアシスタントをしている沼田(ムロツヨシ)が微妙な顔をした。次回「天才」と言われる中田に対して嫉妬を抱いた沼田がフューチャーされるようだ。

そして営業部の小泉(坂口健太郎)は心に恋をしたか?鈍感な心にどう切り込むか?そこらへんも注目だ。

今回の安井の名言

毎回このドラマでは名言が連発する。本当に心に響くものが多いのだが、一方で安井のつぶやきは社会人としては一理あることが多い。そんな安井の”名言”を二つご紹介。

あなた個人のこだわりなんてどうでもいい。世間の評判は上々、それで十分。

お客さんは誰なのか?それを意識すれば、こういった考え方も大事なのは事実。きれいごとだけではご飯は食べれません。

締め切りをきちんと守り、それなりのクオリティーを保つ。漫画家に望むのはそれだけだ。漫画家は商品であるのだから。

漫画家を商品や道具として扱うのはどうかと思うけど、仕事の出来は80%でいいという考え方って、社会人としては大事な考え方。

その他名言

まずは三蔵山のつぶやき。

編集者に言われた通り書くのは楽。そうやって人にゆだねてばかりいると、自分では何も考えられなくなってしまう。道具になってしまう。何のために漫画を描くのか、それに尽きる。

分かってはいるんだけど、結局道具になってしまうのが人間。小日向さんの言葉を聞いて耳が痛い。。。

続いては、東江から「黒沢さんの手を放してしまったことを後悔している」と告げられたあとの心の一言。

離した手はもう一度つなげばいいんですよ。

まさに女神の一言だ。

最後は、他の人が安井に白い眼を向ける中で和田が安井にかけた一言。

いつもありがとな お前が確実に稼いでくれるおかげで他の作品で冒険できる。勝負するところで勝負できている。

ライバル誌である週刊キュリアとの差がつめられつつある週刊バイブス。過去の名作の電子書籍化など新たな一手が必要だが、一方で確実な稼ぎが必要なのも事実。こうやって「実は見ているよ」っていう一言がかけられる上司のもとで働きたいよね。

細かい事を最後に。。。

全然関係ないけど、和田編集長が持っていた過去の名作・牛露田獏著「タイムマシンにお願い」って大和田獏?あと、真坂直樹って多少なりとも又吉直樹を意識?こういう細かいところが気になってしまいます。

第6話の視聴率は?

裏番組の僕のヤバい妻が面白くなってきているという噂が強く、視聴者があちらに流れた可能性があり、ひょっとすると6%台もありえるかも?でも作品の質は落ちていないし、面白いと私は思う。番組ファンとしてはちょっとでも伸びてほしいな。

第6話視聴率:7.0% (5月18日更新)

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